2009年04月05日 19:00
このページでは、イチゴパックを使ったもやしのかんたんな育て方についてご紹介しています。

今では、いろんなお料理や、サラダに欠かせないもやしですが、平安時代に書かれた日本で最も古い薬草の本、”本草和名”(ほんそうわみょう)にも、”毛也之”(もやし)という名前で登場します。
ただ、当時は私たちのように食材としてではなく、薬草としてとして利用されていたようですが。
時代はずっと下がった、江戸時代の”和漢三才図会”(わかんさんさいえず)にも、もやしが登場していて、曰く、
”黒豆(黒大豆ですね)をもやしにして、芽が五寸(およそ15cmくらいです)ほどの長さになったところで乾燥させ、よく煎って服用すると、痺れや膝の痛み、筋のひきつりなどに効く”、
と記されています。
やはりもやしの薬草としての効果(薬効)は、ずいぶん古くから知られていたようですね。
もやしの種類と栄養、薬効については、”もやしの種類と栄養、薬効について”をご覧ください。
さて、そんなもやしが一般家庭の食材として定着したのは、明治末期頃あたりから中華料理店で使われるようになったことがきっかけだったようで、それから次第にもやしの風味が庶民の味として親しまれるようになりました。
そこで今回は、そんな栄養豊富で、しゃきしゃきとした食感が魅力のおいしいもやしをご家庭で簡単に育てる方法をご紹介します。
イチゴパックを使ったもやしのかんたんな育て方
用意するもの
種豆 … 種豆は、園芸店でも取り扱っていますし、ネットで探せば、いろんな種類の種が見つかります。
たとえば、園芸ネットには、ブラックマッペもやしの種豆やブロッコリー(スプラウト)の種豆、栽培セットなんていうのもありますので、よろしければご覧になってみてください。
園芸ネットのもやしのページはこちらです

イチゴパック … イチゴが入っている透明なパックです。たくさん育てたいときには、たくさん用意してください)

受け皿 イチゴパックの下に敷いて、余分な水の受け皿にします。あんまり平たいと、水があふれてしまいますので、ちょっと深めのスープ皿なんかがちょうどいいです。

霧吹き 水まきに使いますので、清潔な物を用意してくださいね。
キッチンペーパー もやしの苗床に使います。
作業1 イチゴパックに穴を開ける。
イチゴパックの底にちいさな穴を開けます。水抜きの穴になりますので、10個くらい開ければだいじょうぶです。
穴あけは、ドライバーをコンロなどで熱して、イチゴパックの底に押し当てれば、簡単に開けることができます。(やけどに十分注意してくださいね)
作業2 種豆の吸水
種豆を水道水で洗います。このとき、欠けたり、色が悪かったり、傷ついたりしたものやゴミなどを取除いてください。状態のよくない種豆は腐敗の元になりますので、きれいな種豆だけを使うようにしてください。
次に、水を張ったボウルに選り分けた種豆を浸けて、種豆にきれいな水を吸わせます。緑豆は5時間くらい、大豆は1~2時間も浸けておけばだいじょうぶです。
作業3 種豆蒔き
穴を開けたイチゴパックに、キッチンペーパーを敷いて、その上に吸水させた種豆をまいてゆきます。
種豆はおよそ18~28℃位で発芽します。蒔く種豆の量は、イチゴパックに敷いたキッチンペーパーが隠れるぐらいが育てやすいです。(私は欲張りなので、もうすこしぎっしり蒔きますが……)
作業4 水まき
種豆を蒔いたイチゴパックをお皿に載せて、霧吹きで水まきをして育てます。
種豆が割れて発芽がはじまったら暗い場所に置いてください。
本来種豆は、湿った土の中で発芽して生長しますので、それと同じような環境にするために、必ず暗い場所で管理してください。
栽培期間中は毎日霧吹きで水まきをしてください。回数は、一日に3回か4回でよいでしょう。
ここで大切なポイントがあります!
発芽中の種豆を動かさないように、霧吹きでそっと、水まきをしてくださいね。それから、発芽中のもやしはちょっとしたことでポキッと折れてしまいますので、くれぐれも強く吹き付けたりしないように注意してください。
そうすれば、まっすぐなもやしに生長します。
それから、もやしは生長過程で熱を出します。この熱が水を腐らせてしまいやすいので、お皿に水を貯めないように、お皿に流れ出た水はこまめにすててくださいね。
作業5 収穫
もやしは、発芽から4~5日でいちばん栄養価が高い状態になりますが、基本的には、芽が出たらすぐに食べてもOKです。
でもできれば、見た目もおいしそうに育てたいですよね。たとえば、カイワレやスプラウトみたいに。
そこで、子葉のグリーニング(緑化)というテクニックを使います。
とはいっても、難しいことではありません。
発芽してから、3日目くらいから、一日に一度、窓際や電灯の下に数時間だけ置いてから、暗いところに戻します。
ただし強い直射日光や、長時間日光や電灯の光に当てると、葉や茎まで緑色になったり首が紫色になったりしますので、注意してくださいね。(もちろん、それでも食べることはできますが)
そんな感じで、一週間か10日くらい経つと、市販のもやしと同じくらいの大きさにになります。
もし真っ白なもやしがお好みなら、種豆を蒔いてから、ずっと光を遮って育てれば白いもやしになります。
あとは、ザルなどに広げて、発芽しなかった種子や種皮取り除きながら流水で洗っておいしくいただいちゃってください。
自分で育てた野菜って、たとえもやしでも、おいしいですよ。
お店で買ってくるよりもずっと、ずっと。
今回は、イチゴパックを使ったもやしのかんたんな育て方についてご紹介してみました。
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今では、いろんなお料理や、サラダに欠かせないもやしですが、平安時代に書かれた日本で最も古い薬草の本、”本草和名”(ほんそうわみょう)にも、”毛也之”(もやし)という名前で登場します。
ただ、当時は私たちのように食材としてではなく、薬草としてとして利用されていたようですが。
時代はずっと下がった、江戸時代の”和漢三才図会”(わかんさんさいえず)にも、もやしが登場していて、曰く、
”黒豆(黒大豆ですね)をもやしにして、芽が五寸(およそ15cmくらいです)ほどの長さになったところで乾燥させ、よく煎って服用すると、痺れや膝の痛み、筋のひきつりなどに効く”、
と記されています。
やはりもやしの薬草としての効果(薬効)は、ずいぶん古くから知られていたようですね。
もやしの種類と栄養、薬効については、”もやしの種類と栄養、薬効について”をご覧ください。
さて、そんなもやしが一般家庭の食材として定着したのは、明治末期頃あたりから中華料理店で使われるようになったことがきっかけだったようで、それから次第にもやしの風味が庶民の味として親しまれるようになりました。
そこで今回は、そんな栄養豊富で、しゃきしゃきとした食感が魅力のおいしいもやしをご家庭で簡単に育てる方法をご紹介します。
イチゴパックを使ったもやしのかんたんな育て方
用意するもの
種豆 … 種豆は、園芸店でも取り扱っていますし、ネットで探せば、いろんな種類の種が見つかります。
たとえば、園芸ネットには、ブラックマッペもやしの種豆やブロッコリー(スプラウト)の種豆、栽培セットなんていうのもありますので、よろしければご覧になってみてください。
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イチゴパック … イチゴが入っている透明なパックです。たくさん育てたいときには、たくさん用意してください)

受け皿 イチゴパックの下に敷いて、余分な水の受け皿にします。あんまり平たいと、水があふれてしまいますので、ちょっと深めのスープ皿なんかがちょうどいいです。

霧吹き 水まきに使いますので、清潔な物を用意してくださいね。
キッチンペーパー もやしの苗床に使います。
作業1 イチゴパックに穴を開ける。
イチゴパックの底にちいさな穴を開けます。水抜きの穴になりますので、10個くらい開ければだいじょうぶです。
穴あけは、ドライバーをコンロなどで熱して、イチゴパックの底に押し当てれば、簡単に開けることができます。(やけどに十分注意してくださいね)
作業2 種豆の吸水
種豆を水道水で洗います。このとき、欠けたり、色が悪かったり、傷ついたりしたものやゴミなどを取除いてください。状態のよくない種豆は腐敗の元になりますので、きれいな種豆だけを使うようにしてください。
次に、水を張ったボウルに選り分けた種豆を浸けて、種豆にきれいな水を吸わせます。緑豆は5時間くらい、大豆は1~2時間も浸けておけばだいじょうぶです。
作業3 種豆蒔き
穴を開けたイチゴパックに、キッチンペーパーを敷いて、その上に吸水させた種豆をまいてゆきます。
種豆はおよそ18~28℃位で発芽します。蒔く種豆の量は、イチゴパックに敷いたキッチンペーパーが隠れるぐらいが育てやすいです。(私は欲張りなので、もうすこしぎっしり蒔きますが……)
作業4 水まき
種豆を蒔いたイチゴパックをお皿に載せて、霧吹きで水まきをして育てます。
種豆が割れて発芽がはじまったら暗い場所に置いてください。
本来種豆は、湿った土の中で発芽して生長しますので、それと同じような環境にするために、必ず暗い場所で管理してください。
栽培期間中は毎日霧吹きで水まきをしてください。回数は、一日に3回か4回でよいでしょう。
ここで大切なポイントがあります!
発芽中の種豆を動かさないように、霧吹きでそっと、水まきをしてくださいね。それから、発芽中のもやしはちょっとしたことでポキッと折れてしまいますので、くれぐれも強く吹き付けたりしないように注意してください。
そうすれば、まっすぐなもやしに生長します。
それから、もやしは生長過程で熱を出します。この熱が水を腐らせてしまいやすいので、お皿に水を貯めないように、お皿に流れ出た水はこまめにすててくださいね。
作業5 収穫
もやしは、発芽から4~5日でいちばん栄養価が高い状態になりますが、基本的には、芽が出たらすぐに食べてもOKです。
でもできれば、見た目もおいしそうに育てたいですよね。たとえば、カイワレやスプラウトみたいに。
そこで、子葉のグリーニング(緑化)というテクニックを使います。
とはいっても、難しいことではありません。
発芽してから、3日目くらいから、一日に一度、窓際や電灯の下に数時間だけ置いてから、暗いところに戻します。
ただし強い直射日光や、長時間日光や電灯の光に当てると、葉や茎まで緑色になったり首が紫色になったりしますので、注意してくださいね。(もちろん、それでも食べることはできますが)
そんな感じで、一週間か10日くらい経つと、市販のもやしと同じくらいの大きさにになります。
もし真っ白なもやしがお好みなら、種豆を蒔いてから、ずっと光を遮って育てれば白いもやしになります。
あとは、ザルなどに広げて、発芽しなかった種子や種皮取り除きながら流水で洗っておいしくいただいちゃってください。
自分で育てた野菜って、たとえもやしでも、おいしいですよ。
お店で買ってくるよりもずっと、ずっと。
今回は、イチゴパックを使ったもやしのかんたんな育て方についてご紹介してみました。
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コメント
寧々ねねさん、ようこそいらっしゃいませ | URL | Gp06xE7A
ピーナッツもやしも、育て方は同じですよ。
ピーナッツ(落花生)は、
品種によって豆の大きさがちがいます。
もやしとして食べるなら、豆のちいさな品種、たとえば、
スパニッシュ系やバレンシアといった小粒のピーナッツが、
調理もしやすいのでオススメです。
で、肝心の種豆ですが、
渋皮付きの生のピーナッツ(落花生)でないと芽がでません。
そこで、生の種豆(落花生)を売っているお店が近くにないときは、
ネットで、”生ピーナッツ、種豆、販売”、
といったキーワードで検索してみてください。
あとは、いちごパックを使って同じように育てればOKですよ。
( 2010年04月30日 07:37 [編集] )
寧々ねね | URL | -
Re: イチゴパックを使った、もやしのかんたんな育て方
ピーナツもやしってどうやってつくるのですか?
( 2010年04月27日 18:01 [編集] )
りんがむ | URL | Gp06xE7A
popoさん、ようこそいらっしゃいませ。
たとえば、花を種から育てるときにピートモスで発芽させるでしょ。
それと同じです。
コツといっても、たいした事ではないんですよ。
発芽に適した温度と新鮮な水を用意してあげれば、
真冬でも収穫できます。
一年中収穫できます。
夢の農場主、というわけです。
もやしのね。
慣れたら、ピーナッツのもやしなんてのもできますよ。
植物はみんなもやしになります。
楽しいでしょ、そう考えると。
( 2009年04月05日 23:14 [編集] )
popo | URL | DMUUwyv6
Re: イチゴパックを使った、もやしのかんたんな育て方
こんばんは~りんさん★
いちごパックでもやし栽培だなんて・・・不思議ですね~
できるんですね~♪
種豆さえあれば~!
とっても面白そうです♪
コツがあるようですが、慣れたら楽しそうです。
それに新鮮なもやしがいつも食べられて、食生活に潤いが出てきそうです。
どうもありがとうございました~
( 2009年04月05日 20:00 [編集] )
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